
今週の商談数、今月の契約数、未完了タスク、要連絡オーナー、未処理の展示会問い合わせ。担当者が「探しに行く」のではなく、システムが「見つけて出す」設計にしています。半年以上連絡のないオーナーは自動で抽出されます。
営業支援システム(SFA/CRM)は、導入したものの使われなくなる例がとても多い分野です。理由ははっきりしていて、多くのパッケージが「営業が入力する前提」で作られているからです。忙しい営業に入力を求めれば、入力されないデータが溜まるだけになります。
TIFFINが作る営業支援システムは、逆の発想で設計します。すでに発生している業務の副産物として、データが溜まるようにする。見積を作れば商談が記録され、契約書を出せば契約データになり、展示会でアンケートを送信すれば顧客が自動で作られる。営業が「入力のために」やる作業を、できるだけゼロに近づけます。
そのうえで、システム側から人に働きかけます。半年以上連絡のないオーナー、見積を出したまま連絡していない顧客、未処理の展示会問い合わせ。これらを毎日自動で抽出し、朝いちばんに見るダッシュボードへ出します。人が思い出すのではなく、システムが教える。これがいちばん効きます。
ISSUES
多くの場合、新規開拓より先に、既存の取りこぼしを止めるほうが効きます。
提出後にフォローしないまま数か月。他社で決まってから気づく。誰も追いかけていなかった。
アンケート用紙の束が事務所に積まれたまま。入力が追いつかず、熱があるうちに連絡できない。
買っていただいた後の連絡が途絶え、買い替えのタイミングで他社に流れてしまう。
経緯が個人のメールと記憶の中にあり、後任が状況を把握できない。お客様に同じ話をさせてしまう。
今月の見込みが誰にも分からない。分かるのは月末に集計してから。
同じお客様が別々に登録され、どれが最新か分からない。連絡先も見積も分散している。
SERVICE
実際に稼働している機能です。業種に合わせて設計し直します。
見込み度合いごとに案件を並べ、カードを動かすだけで状況を更新できます。
見積から契約までを1本のデータで扱い、どの価格で出したかまで記録します。
来場者アンケートをその場でデジタル入力し、顧客として自動登録します。
追いかけるべき相手を、システムが毎日抽出します。
入力されたデータがそのまま経営数字になります。締め作業が不要になります。
契約したお客様を別のリストに移し、長期の関係を管理します。
ENGINEERING
営業に入力を強いる設計は必ず失敗します。副産物として溜まる設計にします。
顧客の登録経路が複数あると、必ず二重登録が起きます。実案件では、展示会アンケートの送信時に必ず顧客を自動作成し、既存のお客様と一致した場合は既存レコードを再利用する方式に統一しました。入口を絞ることが、データの品質を保つ最短の道です。
氏名・電話番号・メールアドレスによる照合で重複候補を検出し、統合できるようにします。過去には、採番が時刻ベースだったために別のお客様の見積番号が衝突する事故もありました。採番方式と一意制約は、設計段階できちんと決めておくべき部分です。
「検索すれば分かる」では人は見ません。毎日のバッチで条件抽出を行い、ダッシュボードの目立つ位置に「未処理◯件」として出します。担当者ごとに、自分が対応すべきものだけを見せます。
契約日、見積番号、契約金額といった確定値は、後の操作で暗黙に変わらないようにします。実装では、契約確定後は再印刷しても契約日が変わらず、明示的な変更操作でのみ更新できるようにしています。看板の並び順も契約日順で固定します。
担当者は自分の顧客、管理者は全体、経理は金額のみ。役割ごとに見える範囲を定義します。原価や粗利は必要な人にだけ表示します。
旧システムからの移行では、和暦の生年月日、全角と半角の混在、旧字体、表記ゆれが必ず出ます。機械的に変換できない部分は備考として残し、情報を失わないようにします。実案件では顧客1,600件超・車輌1,000件超を移行しました。
| フロントエンド | Next.js(App Router) / React / TypeScript。カンバン、テーブル、ドラッグ&ドロップなど営業が毎日触る操作を優先設計。 |
|---|---|
| バックエンド | NestJS / Node.js。REST/GraphQL。バッチ処理による日次・毎時の自動抽出。 |
| データベース | PostgreSQL / MySQL。顧客・商談・見積・契約・オーナーを1つのモデルでつなぎます。 |
| 帳票 | 見積書・契約書のPDF自動生成、既存Excel様式への流し込み、印刷レイアウトの厳密な制御。 |
| 通知・配信 | SMTPメール送信、一斉配信(送信間隔・停止時間帯の制御)、担当者への通知。 |
| 移行 | CSV一括取込、表記ゆれの正規化、重複検出、和暦変換、既存システムからのデータ抽出支援。 |
営業支援システムは、業種によって必要な項目がまったく違います。パッケージではなく、御社の商流に合わせて設計します。
WORKS
個人情報を含む部分はダミーデータに置き換えて掲載しています。

今週の商談数、今月の契約数、未完了タスク、要連絡オーナー、未処理の展示会問い合わせ。担当者が「探しに行く」のではなく、システムが「見つけて出す」設計にしています。半年以上連絡のないオーナーは自動で抽出されます。

総見積数、下書き、成約、送付済みを常時表示。担当者別・ランク別・契約状況別・期間でフィルタでき、どの価格版で作られた見積かをバッジで判別できます。PDFはすべてバックアップされ、最終印刷日時まで残ります。

見積を保存すると製造向けの指示書が自動生成され、納車予定月とともに現場へ共有されます。営業と製造が同じデータを見るため、「聞いていない」がなくなります。

営業だけでなく、現場の人員配置や勤怠も同じ思想で設計しています。誰がいつ動けるかが分かることは、営業の約束を守るためにも必要な情報です。
FLOW
最初のご相談から納品後の改修まで、同じ担当が一貫して伴走します。
見込み客がどこから来て、どんな段階を経て契約に至るのかを整理します。業種ごとにここが違います。
顧客に持たせる項目、案件のランク定義、担当の割り当てルールを決めます。
Excel、名刺、旧システム。いま顧客情報がどこにあるかを洗い出し、移行方針を決めます。
システムを構築し、既存データを取り込みます。表記ゆれの正規化と重複統合もここで行います。
一定期間は従来の方法と並行して運用し、抜けがないことを確認してから切り替えます。
実際に使い始めてから出てくる要望に対応し続けます。抽出条件の調整もここで行います。
PRICE
顧客数ではなく、機能範囲で決まります。
顧客管理、商談のランク管理、履歴の蓄積、基本的な抽出機能まで。既存データの移行を含みます。
見積作成、PDF出力、契約管理、実績集計、フォローアップの自動抽出を含む構成。
製造指示・作業時間管理との連携、メール一斉配信、複数拠点対応を含む一式。
※ 利用人数による追加課金はありません。サーバー費用(月額数千円〜)と保守費が別途かかります。
FAQ
ここに載っていないことも、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。
できます。CSVでの一括取込に対応しており、表記ゆれの正規化、重複の検出と統合、和暦の変換なども含めて対応します。過去には他社製システムから顧客1,600件超を移行した実績があります。
入力を強いる設計にしないことが答えです。見積を作る、契約書を出す、アンケートを送信するといった既存の業務の副産物としてデータが溜まるように設計します。音声での商談メモ入力も組み込めます。
使えます。展示会でのアンケート入力はタブレット、外出先での確認はスマホ、といった使い分けを想定して設計します。
CSV連携またはAPI連携で対応します。会計ソフトの取込形式に合わせた出力も可能です。
はい。数千件規模の顧客データで稼働している実績があります。件数が増えても検索や一覧表示が遅くならないよう設計します。
項目も画面も業務に合わせて作る点です。パッケージは汎用的に作られているため、使わない項目が多く、逆に必要な項目が入らないことがあります。当社は必要なものだけを作ります。
RELATED
ひとつの案件で複数の領域にまたがる場合も、窓口はひとつのままご相談いただけます。
COMPARE
いきなり全部を移す必要はありません。困っている部分から置き換えます。
※ 少人数で完結する営業なら、Excelのままが速いこともあります。人数と案件数が増えたときが切り替え時です。
ENGINEERING
営業支援システムが使われなくなる原因はほぼ一つ、「入力の手間が増えるから」です。
「今月フォローすべきお客様は何件ですか」に即答できないなら、
仕組みで解決できる余地があります。
お電話でのご相談:070-8445-2324(平日9:00〜18:00)