取りこぼしを、仕組みで防ぐ

追いかけ忘れた案件を、
システムが見つけて知らせる。

見込み客の獲得から商談、見積、契約、そして納車後の関係維持まで。担当者の記憶とExcelに頼っている限り、案件は必ずどこかで落ちます。落ちたことに気づける仕組みを作ります。

顧客1,600件超の移行・稼働実績展示会アンケートから顧客を自動作成半年連絡なしのお客様を自動抽出前年同期比・担当者別実績を自動集計
見積・商談を一元管理する画面

営業支援システム(SFA/CRM)は、導入したものの使われなくなる例がとても多い分野です。理由ははっきりしていて、多くのパッケージが「営業が入力する前提」で作られているからです。忙しい営業に入力を求めれば、入力されないデータが溜まるだけになります。

TIFFINが作る営業支援システムは、逆の発想で設計します。すでに発生している業務の副産物として、データが溜まるようにする。見積を作れば商談が記録され、契約書を出せば契約データになり、展示会でアンケートを送信すれば顧客が自動で作られる。営業が「入力のために」やる作業を、できるだけゼロに近づけます。

そのうえで、システム側から人に働きかけます。半年以上連絡のないオーナー、見積を出したまま連絡していない顧客、未処理の展示会問い合わせ。これらを毎日自動で抽出し、朝いちばんに見るダッシュボードへ出します。人が思い出すのではなく、システムが教える。これがいちばん効きます。

顧客と商談の情報を、チーム全員で共有する
顧客と商談の情報を、チーム全員で共有する

ISSUES

営業でこぼれているもの

多くの場合、新規開拓より先に、既存の取りこぼしを止めるほうが効きます。

見積を出したまま忘れている

提出後にフォローしないまま数か月。他社で決まってから気づく。誰も追いかけていなかった。

展示会の名簿が活きていない

アンケート用紙の束が事務所に積まれたまま。入力が追いつかず、熱があるうちに連絡できない。

納車後の関係が切れる

買っていただいた後の連絡が途絶え、買い替えのタイミングで他社に流れてしまう。

担当が変わると引き継げない

経緯が個人のメールと記憶の中にあり、後任が状況を把握できない。お客様に同じ話をさせてしまう。

数字が締めまで分からない

今月の見込みが誰にも分からない。分かるのは月末に集計してから。

顧客データが二重・三重になる

同じお客様が別々に登録され、どれが最新か分からない。連絡先も見積も分散している。

SERVICE

営業支援システムの機能

実際に稼働している機能です。業種に合わせて設計し直します。

01顧客・商談管理

見込み度合いごとに案件を並べ、カードを動かすだけで状況を更新できます。

  • ランク別のカンバン表示
  • 担当者・次アクションの管理
  • 商談履歴とメモの蓄積
  • 重複顧客の検出と名寄せ
02見積・契約管理

見積から契約までを1本のデータで扱い、どの価格で出したかまで記録します。

  • 価格バージョンの記録
  • PDFの自動保存と履歴
  • 契約日の確定と固定
  • 契約状況での絞り込み
03展示会・イベント対応

来場者アンケートをその場でデジタル入力し、顧客として自動登録します。

  • タブレットでのアンケート入力
  • 送信と同時に顧客を自動作成
  • 当日の来場者から即座に見積作成
  • 未処理の問い合わせを可視化
04フォローアップ自動化

追いかけるべき相手を、システムが毎日抽出します。

  • 半年以上連絡のないオーナーの抽出
  • 見積提出後の未連絡リスト
  • フォロー予定日の自動設定
  • 予定メールの自動送信
05実績の可視化

入力されたデータがそのまま経営数字になります。締め作業が不要になります。

  • 契約看板(成約の一覧表示)
  • 前年同期比・年度比の自動計算
  • 担当者別の実績と平均単価
  • 週次・月次レポートの自動送信
06納車後・オーナー管理

契約したお客様を別のリストに移し、長期の関係を管理します。

  • 契約成立で自動的にリスト移動
  • 点検・車検時期の管理
  • オーナー向けイベントの案内
  • 買い替えタイミングの把握

ENGINEERING

開発の中身 — 「入力されるシステム」にするために

営業に入力を強いる設計は必ず失敗します。副産物として溜まる設計にします。

見込み客展示会アンケートWeb問い合わせ来店・紹介 商談(ランク別)A / B / C で管理担当・次アクションカードで移動 見積価格版を記録PDFを自動保存送付・再提案 契約契約日を確定・固定契約看板に反映製造へ引き渡し オーナー納車後の関係維持点検・買い替え紹介・口コミ システムが自動でやること アンケート送信で顧客を自動作成 / 契約成立でオーナーリストへ自動移動(毎時) / 半年以上連絡のないオーナーを自動抽出 見積を出したまま連絡していない顧客を毎日リスト化 / 前年同期比・担当者別実績を自動集計 / フォロー予定の自動送信
見込み客から納車後まで一本でつなぎ、抽出と集計はシステムが自動で行います。

実装で押さえていること

  1. 入力の入口を1つにする

    顧客の登録経路が複数あると、必ず二重登録が起きます。実案件では、展示会アンケートの送信時に必ず顧客を自動作成し、既存のお客様と一致した場合は既存レコードを再利用する方式に統一しました。入口を絞ることが、データの品質を保つ最短の道です。

  2. 名寄せと重複対策を最初から入れる

    氏名・電話番号・メールアドレスによる照合で重複候補を検出し、統合できるようにします。過去には、採番が時刻ベースだったために別のお客様の見積番号が衝突する事故もありました。採番方式と一意制約は、設計段階できちんと決めておくべき部分です。

  3. 抽出はシステム側から働きかける

    「検索すれば分かる」では人は見ません。毎日のバッチで条件抽出を行い、ダッシュボードの目立つ位置に「未処理◯件」として出します。担当者ごとに、自分が対応すべきものだけを見せます。

  4. 確定した数字は動かさない

    契約日、見積番号、契約金額といった確定値は、後の操作で暗黙に変わらないようにします。実装では、契約確定後は再印刷しても契約日が変わらず、明示的な変更操作でのみ更新できるようにしています。看板の並び順も契約日順で固定します。

  5. 権限で見える範囲を分ける

    担当者は自分の顧客、管理者は全体、経理は金額のみ。役割ごとに見える範囲を定義します。原価や粗利は必要な人にだけ表示します。

  6. 移行データを丁寧に扱う

    旧システムからの移行では、和暦の生年月日、全角と半角の混在、旧字体、表記ゆれが必ず出ます。機械的に変換できない部分は備考として残し、情報を失わないようにします。実案件では顧客1,600件超・車輌1,000件超を移行しました。

技術スタックと構成

フロントエンドNext.js(App Router) / React / TypeScript。カンバン、テーブル、ドラッグ&ドロップなど営業が毎日触る操作を優先設計。
バックエンドNestJS / Node.js。REST/GraphQL。バッチ処理による日次・毎時の自動抽出。
データベースPostgreSQL / MySQL。顧客・商談・見積・契約・オーナーを1つのモデルでつなぎます。
帳票見積書・契約書のPDF自動生成、既存Excel様式への流し込み、印刷レイアウトの厳密な制御。
通知・配信SMTPメール送信、一斉配信(送信間隔・停止時間帯の制御)、担当者への通知。
移行CSV一括取込、表記ゆれの正規化、重複検出、和暦変換、既存システムからのデータ抽出支援。

営業支援システムは、業種によって必要な項目がまったく違います。パッケージではなく、御社の商流に合わせて設計します。

WORKS

開発した営業支援システム

個人情報を含む部分はダミーデータに置き換えて掲載しています。

営業支援システムのダッシュボード
ダッシュボード朝いちばんに、やるべきことだけが並ぶ画面

今週の商談数、今月の契約数、未完了タスク、要連絡オーナー、未処理の展示会問い合わせ。担当者が「探しに行く」のではなく、システムが「見つけて出す」設計にしています。半年以上連絡のないオーナーは自動で抽出されます。

自動抽出 要連絡オーナー/未処理問い合わせ/未連絡の見積
表示 担当者ごとに自分の対応分のみ
見積管理画面
見積・契約担当者・ランク・契約状況で瞬時に絞り込める見積管理

総見積数、下書き、成約、送付済みを常時表示。担当者別・ランク別・契約状況別・期間でフィルタでき、どの価格版で作られた見積かをバッジで判別できます。PDFはすべてバックアップされ、最終印刷日時まで残ります。

記録 価格版・PDF履歴・最終印刷日時
入出力 CSVでの一括取込・書き出し
製造指示の管理画面
契約後の連携契約が決まったら、その先の工程まで自動でつながる

見積を保存すると製造向けの指示書が自動生成され、納車予定月とともに現場へ共有されます。営業と製造が同じデータを見るため、「聞いていない」がなくなります。

連携 営業システム ↔ 製造の作業時間管理
状態 作業中→完成→納車済みを双方向で同期
人員管理システム
体制の管理人の配置まで含めた業務システムとして

営業だけでなく、現場の人員配置や勤怠も同じ思想で設計しています。誰がいつ動けるかが分かることは、営業の約束を守るためにも必要な情報です。

範囲 営業・製造・人員配置を同じ設計思想で
連携 必要に応じて相互にデータ参照

導入事例の一覧を見る →

FLOW

ご相談から運用開始までの流れ

最初のご相談から納品後の改修まで、同じ担当が一貫して伴走します。

1
商流の確認

見込み客がどこから来て、どんな段階を経て契約に至るのかを整理します。業種ごとにここが違います。

2
項目とランクの設計

顧客に持たせる項目、案件のランク定義、担当の割り当てルールを決めます。

3
既存データの棚卸し

Excel、名刺、旧システム。いま顧客情報がどこにあるかを洗い出し、移行方針を決めます。

4
構築・移行

システムを構築し、既存データを取り込みます。表記ゆれの正規化と重複統合もここで行います。

5
並行運用

一定期間は従来の方法と並行して運用し、抜けがないことを確認してから切り替えます。

6
運用・改善

実際に使い始めてから出てくる要望に対応し続けます。抽出条件の調整もここで行います。

PRICE

費用の考え方

顧客数ではなく、機能範囲で決まります。

顧客・商談管理

120万円

顧客管理、商談のランク管理、履歴の蓄積、基本的な抽出機能まで。既存データの移行を含みます。

見積・契約まで

250万円

見積作成、PDF出力、契約管理、実績集計、フォローアップの自動抽出を含む構成。

製造・配信まで連携

400万円

製造指示・作業時間管理との連携、メール一斉配信、複数拠点対応を含む一式。

※ 利用人数による追加課金はありません。サーバー費用(月額数千円〜)と保守費が別途かかります。

FAQ

よくあるご質問

ここに載っていないことも、お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ。

既存のExcel顧客リストから移行できますか?

できます。CSVでの一括取込に対応しており、表記ゆれの正規化、重複の検出と統合、和暦の変換なども含めて対応します。過去には他社製システムから顧客1,600件超を移行した実績があります。

営業が入力してくれるか不安です

入力を強いる設計にしないことが答えです。見積を作る、契約書を出す、アンケートを送信するといった既存の業務の副産物としてデータが溜まるように設計します。音声での商談メモ入力も組み込めます。

スマホやタブレットでも使えますか?

使えます。展示会でのアンケート入力はタブレット、外出先での確認はスマホ、といった使い分けを想定して設計します。

既存の会計システムと連携できますか?

CSV連携またはAPI連携で対応します。会計ソフトの取込形式に合わせた出力も可能です。

customer数が増えても大丈夫ですか?

はい。数千件規模の顧客データで稼働している実績があります。件数が増えても検索や一覧表示が遅くならないよう設計します。

パッケージ製品との違いは何ですか?

項目も画面も業務に合わせて作る点です。パッケージは汎用的に作られているため、使わない項目が多く、逆に必要な項目が入らないことがあります。当社は必要なものだけを作ります。

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Excel管理と、営業支援システムの違い

いきなり全部を移す必要はありません。困っている部分から置き換えます。

比較する項目Excel・スプレッドシート営業支援システム
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進捗の把握担当者に聞かないと分からない一覧で状態が見える
フォロー漏れ気づいたときには手遅れ放置案件を自動で通知
見積との連携コピーして貼り直す同じデータから見積を作成
過去の検索ファイルを探すところから条件を指定して即検索
引き継ぎ個人のファイルに依存履歴ごと会社に残る

※ 少人数で完結する営業なら、Excelのままが速いこともあります。人数と案件数が増えたときが切り替え時です。

ENGINEERING

開発の中身 — 入力を増やさずに情報を集める

営業支援システムが使われなくなる原因はほぼ一つ、「入力の手間が増えるから」です。

いま散らばっている情報名刺・見込み客リスト商談メモ(紙・個人メモ)過去の見積・提案書受注・売上のデータ問い合わせフォームの内容顧客と商談の一元化重複を整理して統合担当者ごとの持ち方を統一進捗の可視化案件の状態が一目で分かる止まっている案件を検知フォローの自動化次アクションを自動で提案見積・契約とつなぐ放置案件を通知する成果 — 現場で起きること結果を記録する → 勝ち筋が見える → 次の提案に活かす
見積や契約の仕組みと同じデータを共有するので、営業と事務の間で同じ情報を二度入力する必要がありません。

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