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スポーツ×フィジカルAI2026.08.15

アーチェリー用品メーカーの射形分析AI開発

アーチェリー用品メーカーB社

アーチェリーブランド アーチェリー用品メーカーB社 と連携し、カメラ映像から射形を分析するフォーム分析AIを開発しています。

課題

実施したこと

成果

選手が自分のフォームを数値と映像で振り返れるようになり、感覚頼みだった修正ポイントが共有可能になりました。実機での検証を重ねながら改良を続けています。

導入前の状況

アーチェリーのフォームは本人には見えにくく、指導者の目に頼るのが一般的です。練習後半に疲労でフォームが乱れていても、感覚では気づきにくく、指導者がいない練習では修正の手がかりがありません。市場には専用の計測機材もありますが高価で、部活動や個人の練習に導入するのは現実的ではありませんでした。アーチェリー用品メーカーB社様と、市販のカメラとノートPCだけで動く分析ツールの開発に取り組んでいます。

システム構成と技術

カメラ映像から人の動きを数値化するこの技術は、画像認識・AIカメラ開発の応用のひとつです。製造現場の作業分析や安全確認にも同じ考え方を使えます。

開発の進め方

最初にカメラ不要の合成データでテストを通し、指標の計算が意図どおりであることを確認してから実映像で調整しました。実際の射手の動画で分かった問題は2つあり、会が短すぎる誤検出の射が統計を壊すこと、肩のラインの角度が計算上±180度で反転して見かけのばらつきが大きくなることでした。前者は最低会時間でのゲート、後者は角度の折り返し処理で解決しています。

プロ選手の映像を基準にする案も検証しましたが、試合中継はカット切り替え・スロー再生・クローズアップが多く、全身が実時間で連続して映る素材でないと解析できないことが分かりました。代わりにテンポの適正帯は文献をもとに較正し、レポートの凡例に出典を明記しています。

2D単眼カメラのため奥行き方向の動きは過小評価されます。そのため側面(射線に直角)から全身を撮ることを前提とし、正面からの映像はフォーム確認用として扱い、推移の計算には混ぜない運用にしています。

運用してわかったこと・今後

選手が自分のフォームを数値と映像で振り返れるようになり、感覚頼みだった修正ポイントを指導者と共有できるようになりました。上達を追うには、横から・実時間・全身・連続で1本に6〜12射を撮り、同じ射手IDで定期的に積み上げるのが有効です。

現時点では実射での本格的な検証を重ねている段階で、しきい値の調整を続けています。今後は、部活動向けスコアアプリとの連携や、複数選手の比較表示を検討しています。

この内容について、具体的なご相談を承っています。まだ検討段階でも構いません。まずは会社とサービスの概要資料をご覧いただくこともできます。

お電話:070-8445-2324(平日9:00〜18:00)

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