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AI開発費用2026.09.03

新潟でAI開発を依頼する前に。費用の目安・期間・失敗しない進め方を燕三条の受託開発会社が解説

社内文書を検索して答えるAIの画面を確認している様子

「AIで何かできないか」というご相談が、この1年で目に見えて増えました。新潟県内の製造業、販売業、士業、自治体。話を聞いていくと、困っていることは具体的なのに、「AI開発」という言葉が大きすぎて、何をいくらで頼めばいいのか分からない、という方がほとんどです。私たちTIFFINは燕市に本社、三条市に営業所を置く受託開発会社で、問い合わせ返答のRAG、クマ検知のAIカメラ、音声合成の店頭端末などを県内の現場で動かしてきました。この記事では、自社の宣伝は最後に少しだけにして、AI開発を依頼する前に知っておくと損をしないことを、費用・期間・進め方の順にお話しします。

この記事でわかること

目次
  1. 「AI開発」の相談の中身は5種類ある
  2. 費用の目安と内訳(当社の場合)
  3. 期間の目安。「できるか」は最初の2〜3週間で決まる
  4. 失敗しない試作(PoC)の切り方
  5. 新潟でAI開発会社を選ぶときに見るところ
  6. 県内の実例と、TIFFINの場合

「AI開発」の相談の中身は5種類ある

ご相談を整理すると、ほぼ次の5つのどれかに当てはまります。どれに当たるかで、必要なデータも費用も、向いている会社も変わります。

種類よくある相談最初に必要なもの
社内文書を検索して答える(RAG)規定・マニュアル・過去の見積や回答を探す時間が長い。ベテランしか答えられない文書そのもの(PDF・Word・Excel・スキャンでも可)が数十件以上
文章の下書き生成問い合わせ返信、報告書、商品説明を毎回ゼロから書いている過去の返信や文章の実物。判断基準を知っている担当者
AI-OCR(紙・PDFのデータ化)注文書・請求書・検査記録を目で見て打ち込んでいる。桁の間違いが起きる帳票の実物(様式が揃っていなくてもよい)と、登録先のシステム
画像認識・AIカメラ外観検査の目視、侵入や獣害の監視、数のカウント現場の写真や動画。カメラと照明を置ける場所と電源
音声AI会議や電話の文字起こし、案内の読み上げ、手が塞がる現場での音声入力実際の録音。専門用語や方言のリスト

お気づきかもしれませんが、「最初に必要なもの」はすべていま現場にあるものです。AI開発は、新しく何かを作る前に、いまあるデータを集めて整えるところから始まります。ここを軽く見ると、費用も期間も読めなくなります。

費用の目安と内訳(当社の場合)

当社のAI開発サービスの料金に載せている目安をそのまま引用します。他社の相場ではなく、TIFFINが実際にお請けしてきた幅である点はご了承ください。

段階内容目安(税別・開発費)
試作・実現性の検証1業務に絞った試作と精度検証。実データで「できるかどうか」を見極める50万円〜
本番組み込み既存の業務システムやWebへの組み込み、確認画面、権限管理を含む実装150万円〜
独自AI基盤の構築社内文書全体を対象にしたRAG基盤、複数業務にまたがるAI機能、外部に出さない閉じた環境での構築400万円〜

これに加えて、外部のAIサービス(生成AIのAPIなど)を使う場合は従量課金が別途かかります。利用量に応じて月額数千円〜で、問い合わせ返信の下書き程度なら数千円台に収まることが多いです。

内訳で意外に大きいのは「データの整備」

AI開発の見積を項目に分けると、おおよそ次のようになります。

金額を動かす条件

期間の目安。「できるか」は最初の2〜3週間で決まる

当社の目安では、試作と精度検証が1〜2か月、既存システムへの本番組み込みが2〜4か月、複数業務にまたがる基盤の構築は半年以上です。

ただ、それより大事なのは、実現できるかどうかは最初のデータ確認でほぼ決まるということです。文書が数十件しかない、写真が暗くて対象が判別できない、録音が方言と雑音だらけ。こうした状態は、開発を始める前に分かります。ですから当社では、ご相談から2〜3週間で「できる・できない・条件付きでできる」をお答えするようにしています。この段階で「向かない」と言われたら、それは費用を節約できたということです。

失敗しない試作(PoC)の切り方

「PoCで止まって本番に進めなかった」という話をよく聞きます。原因の多くは、試作の切り方にあります。私たちが守っている4つのルールです。

1つの業務、1つの帳票に絞る

「社内の問い合わせ全部」ではなく「経理への精算ルールの問い合わせ」。「全帳票のOCR」ではなく「A社の注文書だけ」。狭いほど早く結果が出て、効果も測れます。

全自動にしない。下書きまでで止める

AIが案を作り、人が確認して確定する。この形なら精度が100%でなくても今日から使えます。逆に全自動にすると、1回の誤りで運用が止まります。本番で効果が確認できてから、確認を省く範囲を少しずつ広げます。

答えの根拠を必ず出す

社内文書から答える仕組みなら、どの文書のどこを根拠にしたかを一緒に表示します。利用者が間違いに気づける形にしておくと、精度の議論が「信用できるか」から「どこを直すか」に変わります。

データの置き場所を先に決める

外部のAIサービスに送るのか、社内で処理するのか。これを後回しにすると、試作がうまくいっても本番で社内承認が下りません。最初の打ち合わせで決めます。

効果の測り方。試作の前に、いまその作業に「1件あたり何分、月に何件」かかっているかを測っておいてください。これがないと、AIを入れた後に「なんとなく楽になった」しか言えず、本番投資の判断ができません。件数×分の数字が1つあれば十分です。

新潟でAI開発会社を選ぶときに見るところ

県内の実例と、TIFFINの場合

最後に、選択肢のひとつとして当社のことを書いておきます。TIFFINは新潟県燕市に本社、三条市に営業所を置き、業務システム・スマホアプリ・オリジナル基板とあわせてAI開発を受託しています。県内で動いているものをいくつか挙げます。

進め方は、まず現場を見せていただき、2〜3週間で「できるか・できないか」をお答えし、できる場合は1業務に絞った試作から始める形です。県内であれば訪問しますし、「うちの業務、AIで減らせますか」という段階で構いません。AIが向かない場合はそう申し上げます。企業向けのAI研修・勉強会から入っていただくこともできます。

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この記事を書いた人:TIFFIN開発チーム

新潟県燕市・三条市の受託開発スタジオ。業務システム、Web・EC、スマホアプリ、電子回路・組込み、AIカメラまで、企画から納品後の運用までワンストップで開発しています。

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